2010年04月17日

静岡文化芸術大学で開催中の「石山篤展」訪問

浜松市の静岡文化芸術大学で開催中の石山 篤 展を訪ねた。

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石山さんは昨年までGKダイナミックスの社長を務めていらした方で日本のインダストリアルデザイン界の第一人者であり、ヤマハのバイクデザインをずーっと手掛けて来られた方だ。

会場に行くと石山さんがちょうど受付においでになり、久しぶりにお会いし肩書きも変わったので名刺交換をさせて頂くと石山さんの肩書きは「造形作家」となっていた。

個展のテーマも「私の新縄文族」と言うユニークなテーマで「日本人の造形の原点は縄文にある」事を表現された工芸作家としての作品展だった。

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作品のモチーフは全て縄文時代の「土偶」であり、自然を母胎とした縄文人のおおらかさを手作りのぬくもりと供に現在に蘇らせた作品群だった。アルミの鋳造品と丸棒を加工した作品が多かったが、初めて制作されたと言う素焼きの陶芸作品が2点展示されていた。

その他、フィルムを焼いたり、着色したりして制作されたオブジェ?の写真を集めたスライドショーも美しい色彩マジックと自由な発想を呼び起こしてくれる映像を楽しませて頂いた。

同行した女房と二人、石山さんの案内で会場を一周、作品の説明から昔話、海外での武勇伝、現在のデザインのデジタル化の味気なさ等、重責を背負ったヤマハ時代とは、まるで違った自由を謳歌されるヤンチャオヤジの表情で、楽しいお話を一杯聞かせて頂いた。


私もちょうど、3月で小さいながらもデザイン会社を解散させ、半自由人になったばかり、
自由な創作活動、暖かい手作りの良さをもっと現在に復活すべきとお互いに共感を得るお話をさせて頂く貴重な時間を持つ事が出来た。


さあN爺も、これからはもっと、もっと自由な創作活動を楽しむぞ〜!!
人生、死ぬまでチャレンジ!!




posted by N爺 at 13:24| Comment(6) | ART | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月10日

秋野不矩美術館に感動!!

先日、東京より浜松方面に知人が来られて、奥様のリクエストで天竜二俣の『秋野不矩美術館』に同行した。
以前より近くを通る度に立ち寄ろうと思いつつ、一度は駐車場まで行ったのに休館日だったりで、未だ一度も入館していなかった。

こんなに素晴らしい美術館に今まで一度も行かなかったとは...
今回の奥様のリクエストに感謝!!

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秋野不矩画伯の作品は通常の日本画のイメージとは一味違い、
エキゾチックで明るくモダンな作品が多く、鑑賞していて大変心地良い物だった。
色彩が大変魅力的で、大地の色と心地良いブルーのコントラストが実に素晴らしい!!
大地の色はインドの土から作られた岩絵の具を使われているとか...インドを愛された
不矩さんの思いが伝わってくるようだ。
93歳で永眠されたが、晩年の作品も大変若々しい作品で、特に90歳になる手前で仕上げられた12m X 7mの超大作『オリッサの寺院』は画伯のエネルギーに驚嘆する。


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そして、これらの作品の魅力を引き立てているのが建築家、藤森照信氏による美術館の建物だ。
駐車場から丘の上の美術館へのアプローチは手すりから側溝の蓋、電柱と総て木製であり、コンクリートのよう壁には天竜杉の板が張られている。美術館の建物はわら入りモルタルに天竜杉板など独特の雰囲気をかもし出している。
そして館内も漆喰や籐ござの床、壁も作品にマッチした自然材で構成されて、大変心地良い。
館内は総て素足で歩く事になるが、これが作者のこだわりで、これまた大変心地良い気持ちになる。

文章では書ききれない魅力のある美術館だと思う。
是非、是非、実際にその空間に身を置いて感動を味わって頂きたいものだ!!

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館内は撮影禁止で写真はブログにアップできないので以下に『秋野不矩美術館』を紹介したHPのURLを紹介しておきます。

http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/050827.htm
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/artist.htm







posted by N爺 at 20:49| Comment(4) | ART | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする